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🏰新たな王子🏰
わたし
ラフィーネ
「ふう…//分かりました…あなたを
このナチュリア王国の王子として、認めましょう。」
彼は、嬉しそうな顔をしつつも
わたしの額にキスをしてくれた//
ナチュリア王国
アツィール・ヘレス王子
「ありがとう、ラフィーネ姫。」
わたしは、こほんと軽く咳払いして
高鳴る鼓動を落ち着かせる…
わたし
ラフィーネ
「それでは、アツィール王子…
あなた様の身の丈にあった
お洋服を仕立てもらいましょう。」
わたしは、食堂から出て玄関ホールにある
アンティークな電話機のそばまで行き
彼は、わたしの隣に並ぶ。
ナチュリア王国
アツィール・ヘレス王子
「…//」
仕立て屋に連絡を入れると
すぐに来てくれることになって…
わたし達は、玄関ホールで
仕立て屋が来るのを待つ。
🏰数十分後🏰
仕立て屋が来て…
彼の、アツィール王子の
体の寸法を計り始めた。
仕立て屋
「ふむふむ…」
それから、しばらくして
寸法を計るのが終わったようで
羊皮紙に、万年筆で
計った寸法を記入している。
わたし
ラフィーネ
「どれぐらいで、出来ますか?」
仕立て屋は、頷く。
仕立て屋
「1週間あれば、なんとか…」
わたしは、頷いた。
わたし
ラフィーネ
「そう、ですか…では
お待ちしてますね。」
仕立て屋は頷き、城を出て
わたしは、アツィール王子に微笑みかけた。
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