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第一章 :2002年 Suongとの出逢い
2002年、浅野優一の経営するソフトウェア会社は軌道に乗り、海外オフショア開発を本格的に考える時期を迎えていた。その頃は勢いがある時期で、若さも手伝って経営は攻めの姿勢だった。
「洲崎、植村、チャイナリスクを気にしないで海外に仕事を出すとすれば…… 」
「社長、ベトナムなんてどうですか。 この間、国際展示場でIT展に行った時、 ベトナムの会社が対応良かった印象があります」
「ベトナム? そういえば、植村はビックサイトに行っていたな。 そんなに良かったのか? 」
「洲崎さんも同じ意見だと想像していますが」
「社長、私も植村に同意見です。なにか柔軟性みたいなものを感じました」
「ちょっと考えてみるかな」
大まかに言えば、こんな流れでベトナム行きは決定した。
ただ、海外に詳しいわけではない。そこでJAICAに相談し、いくつかの大手ベトナム企業をいくつか紹介してもらった。残念ながら、その企業との直接取引はできなかったが、南部ホーチミンに3社、北部ハノイに2社の紹介を受けることができた。どれも中堅企業であり、日本ではほとんど知られていなかったが、いずれも現地では知られた企業だった。
浅野優一は自分の右腕でもある洲崎を社内に残し、社でもっとも優れたIT知識を持つ若手の植村とアジアを頻繁に旅しているという加治川を連れてベトナムを訪れた。幸運なことにホーチミンの3社は想像以上の能力を持っていた。
しかも3社とも見積もりが予想以上に安かったのだ。
「社長、この感じだとうまく行きそうな気がします」 植村の言葉に、浅野は頷いた。
「上手く行きそう、じゃなくて上手くやらないといけないんだけどな」
「確かにそうですね」 今度は植村が応えた。
「大丈夫っす。上手くやれます、きっと。それにしても、出張始まって幸先良いいっすね」
まだハノイには行っていないが、ホーチミンで手応えは掴めた。つまり浅野たちは2週間のビジネス旅行予定が最初の二日間だけで目処がついてしまったことになる。
そして最後に訪れた企業との会議を終えた時、その経営陣から面白い提案をされた。
「せっかくベトナムに来たのであれば、リゾート地のニャチャン(Nha Trang)に行ってはどうでしょうか。もっとベトナムが好きになりますよ」
新規計画の手応えもあり、気が大きくなった浅野は植村と加治川とともに、急遽、国内便と宿泊ホテルを予約し、その地を訪れることに決めた。
日本から最初に着いたホーチミンの空港は国際空港であり、新しく建て直している途中だった。これから国内の勢いを増すであろうベトナムにとって、まだ途中だったものの海外への玄関口に相応しいものになると浅野は直感した。
だが、このリゾート地と呼ばれるニャチャンの空港はあまりにもこじんまりとしていて、植村が「日本の地方にあるユースホステルという感じですね」と思わず言ってしまったような雰囲気だった。
曇り空の下ということもあってか、空港の建物はどこか寂しげにも見える。
時期的なものなのか、空港には観光客らしき姿はほとんどない。
「ホントにこれが国を代表するリゾート地の空港か? 」浅野も思わず本音が出た。
だが、逆にその雰囲気のおかげで地方都市に来た感は強まった。急遽予約を入れたヤサカ・サイゴンホテルから来ていた送迎車に乗り込み、浅野は早々に植村と加治川に「あの社長、年間300日以上が晴天が売りと言っていたよな? 」とだけ笑いながら確認した。
二人は苦笑いで応えた。
空港から真っ直ぐ走った先に有名なアナマンダラ・リゾートホテルの看板があった。日本人が想像する、竹をふんだんに使った東南アジアの高級ホテルだ。アジアに詳しくない浅野でも名前だけは知っていた。
「アナマンダラ・リゾートホテルってのは、なかなか予約が取れないんスよ」
加治川はベトナム通ぶってあれこれと話し始めたが、浅野の耳にはあまり届かなかった。というのもその看板の裏に海が見えてきたからだ。
ヤサカ・サイゴンホテルは北へ、海岸に沿った道をただ真っ直ぐに進んだところにある。浅野たちを乗せた送迎のバンは進行方向右手にある海岸をずっと眺めながらホテルへの道を走った。
「社長、この辺りは未だ……海岸を含めて、人の手は入っていないみたいですね」と植村が言った。
「うーん……やはり実際に来てみないとわからないものだな。人の話だけだと信用できない」
確かに空港近くの海岸にはバーなどが立ち並ぶエリアがあったが、そこを過ぎれば続く砂浜があるだけだ。ハワイのワイキキビーチよりも海岸線は長い、という自慢話を聞いたことを思い出した。浅野は思わず苦笑いとなった。
海岸を見た限り、本格的な開発はまだ始まっていないようだった。歩道もただあるだけ、という感じは否定できない。ただ、その歩道に沿ってヤシの木が生えているという景色だ。
「社長、歩道も歩きにくそうに見えますね。あまり人は歩かないのかな」
歩道の整備が行き届いていないということだけで、荒涼とした印象を受けた。空もグレーで、あまり良い風景とは感じられない。手付かずの砂浜が広がっていたが、道路との距離が遠く、寂しさを感じた(ただし、後でこの印象はすべて逆転することになるのだが……)。
「いやいや、あっという間に開発されちゃうと思います。バカにできないっすよ。なんせ人件費安いし、人も多いから仕事ができればすぐに働き手は集まるし。アジアってのは次に来たときには別の場所みたいになってるっすから」
加治川の発言に、浅野も植村もピンとは来なかった。
浅野はとりあえず「そうだな」とだけ返答し、植村は「そうなんだね」とだけ言った。だが心の中では(リゾート地というわりには、ずいぶんと殺風景な場所だな……)というのが二人の本音だった。
そんなことを考えながら、浅野はひとつ気づいた。海岸にはある一定の間隔で人が数名集まっている場所がある、ということだ。まるで距離を測ったように。
「加治川、あの人たちはなんで等間隔に数名ずつ集まっているのだろう? 」
浅野の問いに加治川は返答した。「多分ビーチにいる客に物売りが集まってんすよ」
「物売り?」
「はい。あのベトナムの有名な笠、『ノンラー』っていうんですけど。あれを頭に被ってんのが物売りっす。観光客にタカってんすよ」
「え? あんなにいっぱい? 邪魔だなぁ」 浅野は反射的に言葉が出た。
浅野は日本で働き詰めであり、初めての地ベトナム・ホーチミンで自身が考案したオフショア計画も上手く行きそうだ。
ホーチミンでの交渉が成功した手応えと、すこし安心した自分への褒美としてニャチャン旅行に来たつもりだった。
それがビーチは特になにもなく、灰色の空が広がり、おまけに海岸にいけば物売りに囲まれるという。
浅野は(リゾート地で骨休めをしたいと思ってニャチャンに来たのに……)とガッカリした。しかし、それを制したのは加治川だ。
「なに言ってんすか、社長! あぁいう人たちとのやり取り楽しむのが、アジア旅行の醍醐味じゃないっすか! あの人たちには、あの人たちの生活があるんすよ!」
浅野はこの旅の間、加治川には本当に意外な面を見せられ続けている。普段、会社ではおとなしくて存在感が薄い男なのだが、ベトナムへのビジネス旅行が決まってからのリーダーシップは見事で旅行会社から現地、つまりベトナム内でスケジュールもバッチリ決めた。
今回、予定を急に変えてニャチャンに行くことになった際も飛行機からホテル予約までを電光石火で決めた。
『社長、俺に任せてください! 予算内で良いホテルと飛行機、見つけてきますから! 』
心の中では(急には難しいから予算オーバーは当たり前だろうな)と思っていたが、あの言葉は本当だった。浅野は生き生きとした加治川の姿を見て、このオフショア・プロジェクトのリーダーは加治川が適任だと、再確認できた。
梶川の云う「醍醐味」に浅野は返答した。
「確かにそうかもな。これからベトナムに仕事を出すんだったら、そういうコミュニケーションの練習も必要かも知れないな」
「そうっすよ。それに、あの等間隔になっているのだって、ルールなんだと思うっす」 加治川が嬉しそうに応えた。
「ルール? 」 浅野は聞いた。加治川の発言が意外なものだったからだ。
「自分たちのテリトリーがあるんすよ、きっと。おそらく、そのテリトリーには各ボス、取り仕切っている親方みたいなヤツがいるはず。だから同じ海岸でも、商売をして良い場所とダメなところがあるんすよ」
「社長、なんだかちょっとヤクザっぽい話ですね」植村が呟いた。浅野もまったく同じ考えだった。だが、加治川は引かなかった。
「大丈夫。ホテルに着いて、ひと段落したら海岸の方を歩いて行きたいっす。行けば、わかりますから」
浅野はニャチャンの天気が悪いこともあって海岸に出るのは乗り気ではなかった。確かにニャチャンへは軽いバカンス気分で来たハズだったが、どうもそんな気分にならない。
加治川の提案には応えずに、浅野は言った。
「とりあえず、会社に連絡入れよう。我々を待っているだろうから。日本にいる連中には、あまりバカンス気分が伝わらないようにしてくれ。あっちは通常業務だからな」
植村と加治川は「そうだ。業務でベトナムに来ていたんだった」と、笑いながら頷いた。
ヤサカ・サイゴンホテルは11階建の大きなホテルで、当時はニャチャンの海岸通りにある一番目立つビルでもあった。浅野の部屋は、ホテルを予約した加治川が気を使ったためか、最上階の部屋でベッドルームの他に、大きなガラス窓があり、執務室として使えるような立派な部屋が二つも付いていた。
日本から持ってきたノートPCを広げ、インターネットで会社に繋いだ。軽いミーティングを終えた後は、ディナーを終えてスパを利用し、結局、浅野と植村は外には出なかった。
浅野はガラス張りになっている部屋から海を見下ろした。
「オフショア開発が上手く行くようなら……日本とベトナムの二拠点で経営することも可能かな」と呟いた。
すでにホーチミンで想像以上の成果があり、これからの展望も明るいものとなった。リゾート地と聞いて来たものの未開の地であり、殺風景さを感じた。
だがこのホテルは想像を超えていて、とても気に入った。執務室として使用したら、かなり優雅だ。会社経営は良いことばかりではない。気持ちが殺伐としたときに、こんな部屋で一人仕事をするのも良いのではないか。そんなことを一瞬考えた。
この部屋から見るニャチャンの海岸線はかなり長く「晴れたら景色ももっと良いかも知れないな…… 」 そう思った。陽が落ちた海岸沿いの道路は決して交通量は多くなく、やはりホーチミンのものとはまったく別物で、おとなしい。
「明日は晴れてくれよ」と半分祈る気持ちで真っ暗な海を見下ろし、ベッドに入った。日本とは違う木の香りがするのを感じながら、あっという間に眠りについた。
ニャチャン(Nha Trang)、二日目の朝。浅野はカーテンの隙間から見えるオレンジ色の陽光で目覚めた。時計を見ればまだ午前5時。時差は2時間だから、日本に居れば午前7時だ。
壁に掛かっている時計を見て(2時間の時差があっても、体内時計はちゃんと覚えているものなんだな……)と思いながら、シーツから抜け出してベッドの縁に座った。
目を閉じて、ひとつ大きなため息をついた。そして一気に立ち上がって、部屋の大きなガラス窓から海岸を見下ろした。自分の目を疑った。海にかなり多くの人々が入って遊んでいたからだ。
「え? この時間から海に入るのか? サーフィンをやっているわけでもなさそうだし…… 」 思わず声に出た。
そしてまた壁に掛かっている時計を見た。間違いなく午前5時を少し過ぎたところだった。
予想外に賑わう海岸に、浅野はしばし呆気に取られていた。この国では朝早くから海で遊ぶのが普通なのだろうか?
日本とはまるで違うリズムで時が流れているようだと感じた。
「どうなってんだ、この国は…… 」
すぐにベッドの上で大の字になった。思い切り伸びをして目を閉じた。
「あとで加治川に聞いてみるか…… 」
浅野が次に目を開けた時には、時計は7時半になっていた。慌てて朝食サービスに出向き、シャワーを浴びてロビーに行った。すでに植村と加治川は来ていた。
「社長、おはようございます。昨日は眠れたっすか? 」加治川が言った。
「あぁ、でも二度寝してしまった」
「え? では、朝食はとっていないのですか? どこか、お店に入りましょうか? 」
「いや、いま急いで食べてきたよ」
「社長、パン美味くなかったっすか? 」
「ま、確かに」 浅野は答えた。それを聞いて、また加治川が通ぶって話を始めた。ベトナムはフランス領だった時期があり、そのころにパンの文化が入ってきて……となった時、植村が話を遮った。
「社長、加治川は昨日の夜にビーチに行ったらしいです」
「えぇ? 夜に一人で行ったのか? 大丈夫か? 」
得意顔を変えずに、普段よりも高い声で加治川が答えた。
「社長、何を言っているんすか? これが旅の醍醐味じゃないっすか」
浅野はちょっと違うだろうと思ったが、すぐに植村が鼻の穴をふくらませている加治川の話を再度遮った。
「社長、加治川がいうには海岸には物売りの元締めみたいな人がいるらしいです。それも女性だそうです」
「女?!…… 」
「ミセス・ブラックウッドって呼ばれてたっス。顔に傷もあって、物売りたちが逆らえない感じでした」得意げに加治川が答えた。
「顔に傷? 本当に大丈夫か? 面倒なことに巻き込まれたらマズいぞ。一応、ビジネスで来ているんだから」
「社長、大丈夫っすよ。オレ、ちゃんと生きて帰ってきたっス」
加治川の行動はいつも変な説得力を持っている。100%納得できるものでもないが、同時に逞しさを感じさせる。植村がいつも完璧な業務遂行で与えてくれる安心感とはまったく逆のものだが、どこか見習いたいと思う部分もあるのだ。
「社長、いざとなったら加治川を置いて逃げちゃいましょう」笑いながら植村が言った。
「それでもいいっすよ。オレはなんとでもなりますから。とにかく行きましょう。元締めの女のテリトリーはここからちょっと歩くっス」
三人でホテルの玄関を出ると、一気に強い日差しと潮の香りが鼻腔に飛び込んできた。昨日とはまったく違う風景が目の前にあった。そして、浅野はもうひとつ違うことに驚いた。なんと海岸はガラガラなのだ。朝5時に見た人たちはすっかり消えていた。
「え…… 誰もいない? ウソだろう?! 早朝はごった返していたのに…… 」
「現地の人は、まだ少し涼しいうちに海に入るんスよ。灼熱の太陽の下、活動するヤツなんていないっす。この時間、ビーチにいるのは観光客だけ」
浅野の言葉に、いつも得意そうに加治川が即答する。
ちょっと長く歩いてみるとわかるが、湿度はそれなりにあるし、ボディブローのように暑さがジワジワと効いてくるとは、このことだ。浅野はすこし内臓が重くなったような感覚があった。
(確かにこんな中、活動するのは理に適ってはないか……)と現地人の気持ちがわかるような気がした。断続的にやってくる海風がなければ、外に出る気にはならないのは理解できる、と。
「確か……この辺りがそのはずっス。この辺りでゴザを広げましょう。社長と植村さん、この上に寛いでいてください。物売りが来ると思いますけど、俺と植村さんで応対しますから」
「え? 私も?」植村の細い目が一瞬、大きくなった。
「当たり前じゃないっすか。これからベトナムの会社とやっていくんスから。これぐらいできないとダメっすよ」
「私は……ベトナムのエンジニアとはわけが違うと思うけど…… 」
加治川がゴザを広げると、それを見てさっそく大きな桶をふたつ担いでいる女性が近寄ってきた。
彼女は蓋を開けて見せると、片方に小型の七輪、そしてもう片方の桶には大きくて立派な伊勢海老が七匹入っていた。かなりの重さのはずだが、小柄で体でふらつくこともせず、慣れた様子で七輪で焼いてみせますよ、とジェスチャーを見せた。
植村はさすがに食べ物は無理だろうと思ったが、七匹すべて生きていた。そのうち、三匹は跳ねて桶の外に跳び出した。カタコトの英語で言うには、今朝獲れたばかりだという。金額を聞いても日本円で千円ぐらいだったはずだ。
「どうする?」と植村が加治川に相談しようとすると、いつの間にか隣りにはTシャツを大きなカバンに入れた男の物売りが来ていた。その男の肩越しには自分が描いた絵を売ろうとしている男が歩いてきている。
「加治川、わ、私はいま、ゾンビに囲まれた気分だ」
「植村さん、大丈夫っすよ。別に殴られたりしないじゃないっすか。財布狙われているワケじゃないっす。これが彼らのセールスなんすよ」
物売りたちは、植村と加治川が対応役であることを理解しているようで浅野の方には行かなかった。包囲網はあくまで植村と加治川に迫るだけだ。
浅野は(なんか悪いな……)と思いながらも困惑しながら対応する植村と、日本から持ってきた電卓を片手に物売りたちと交渉している加治川を眺めていた。そして、本当に良い社員が集まったものだと改めて思っていた。
ゴザの上に大の字になった。180センチを超える浅野が大の字になると本当にデカい。もしかすると、浅野の体格もあってか物売りたちは植村と加治川だけ包囲したのかもしれない。
日差しは強かったが、目を閉じて波の音を聴きながら浅野は伸びをした。完全にリラックスモードだ。意識が少しずつ遠くなっていく。波の音も遥か遠くに聞こえるような感じがした。
物売りたちと加治川のやり取りする声すらも聞こえなくなっていく。
陽に照らされた身体中の力が抜ける……
その時、砂を踏む音が微かに聞こえた気がした。すぐに瞼の裏に感じる陽光が若干暗くなった。
「アンタ、日本人? だったら、買いなよ」
誰かにぶっきらぼうな英語で声をかけられた。反射的に浅野は目を開いた。頭近くに、立売箱を首から掛けた女性が立っていた。
強い日差しを背にして、ノンラーを被ったシルエット……
その姿を見て浅野は瞬時に体を捻って、起き上がった。
漆黒の艶やかな黒い髪が海風に靡いている……
周囲にいた物売りの女性たちが小柄のせいか、彼女は長身に見えた。
ベトナムの伝統的な笠、ノンラーの縁から覗く、大きな黒い瞳……
陽に焼けた褐色の肌……白いTシャツがさらに白く輝く
彼女は赤いモンペのようなものを穿いていたが、スラリと伸びた長い脚が野暮ったさを払拭している……
どこか気高さを感じさせるその美しい顔立ちは、いかにも気の強そうな表情を見せ、呆然としている浅野を見下ろしている……
鼓動が自然と高鳴る……
ベトナム、ニャチャンの海岸の波の音がまったく聞こえなくなった
これが浅野とスウォンの最初の出逢いだった。
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