人はいさ 心も知らず

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人はいさ 心も知らず

友達の冗談 その時は笑ってそんなことないよーで終わる 自分で自分を否定するのと、同じことを友達に言われるのとではちょっと違う くらうダメージがちょっと違う ほんとのほんとにその時は気にならない でも1人になるとゆっくりと、でも確実に傷口が開いていくのを感じる まるで 自分には何もできないんじゃないか 周りに迷惑ばかりかけてるんじゃないかって 別に自分が色んなことをそつなくこなす天才だなんて思ってない 自分で自分を否定するのは遠慮でも謙遜でもなく事実だ でもなぜだろうか 人に言われると一生懸命作った堤防が呆気なく崩れていく音がする 君はこれが得意じゃん!すごいねって 嬉しいけど全部全部嘘なんじゃないかって思う お世辞なんじゃないかって でも、そんなことないよ ほんとにすごいと思うってそんな言葉が欲しわけでもなくて ただ自分を認められる何かが欲しいんだ
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