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#2
「お、お前今日も来てんだ。」
悪魔がこちら側に気づき、声をかける。まだ彼とは関係はただの顔見知り程度で私は言葉のキャッチボールすらもしていない。
「今回も無視か?そろそろ話してくれたっていいんじゃね?」
「…お前と話す気は一切ない。」
この言葉を聞くと驚いた顔で私を見つめる。
もちろん過去に他の悪魔だが話したことはあったが私が住んでいる小さな国の国王に"あること"がバレて処刑されてしまった。
(だから…もう…悪魔とは関わりたくない…)
そう心の底から思う。
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