ギルガメッシュナイト

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『セントバレンタイン』 神秘的な響きのベールに包まれた夜は、むき出しの欲望をも情熱へと変えた。 溢れ出る愛は止めどなく、愛し合う二人を何度も果てさせた。 結ばれた愛の実は、女体の内なるガイアで十月十日(とつきとおか)を経て奇跡の結晶となり、己が存在を知らしめんと天地に轟く声をあげた。 男を抱いた胸に迎えし天使に、慈悲深き聖母はそっと囁くだろう。 「メリークリスマス」
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