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プロローグ
｢私、保育士になる！保育士の資格を取るんだ！！｣
私がそう宣言した時、仲のいい幼なじみで親友でもある、さなやエリは驚いた。
そして、前の職場で一緒に働いていた生田さんや周りの人たちも……。
でも、そう宣言した時、一番驚いたのは、私自身だった。
けれど、人生は一度きり。
『自分の人生は、自分が主人公。』
この先、後悔して自分の人生を終えるよりも、
｢私の人生は最高だった！！幸せだった！！｣
と胸を張って自分の人生を終えたい。
そう思ったのも事実。
だけど、小学校、中学校、高校時代に真面目に『勉強』をしてこなかった私が、果たして国家資格である
『保育士、幼稚園教諭』
の資格を取ることが出来るのか不安だった。
でも、
ー何かを死ぬ気でやり遂げてみたい！ー
ーきっと、私ならできる！二年間、頑張ってみたい！ー
なぜか、自分でも驚くほどの熱意が胸の底からふつふつとこみ上げてきたんだ。
私の名前はかえ。
これは、私が成人して経験した事と、保育士として、そして幼稚園教諭としての夢を叶えるまでのエッセイです。
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