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ミイの裏切り
ある日私は父に文鳥のヒナを買ってもらった。
次の日、学校から帰るとミイが何かを食べていた。
何か黒い物だった。何だろうとよーく見ると、それは昨日買ってもらった文鳥だった。
悲しみと怒りでミイをぶん殴った。そしてミイを捨てに行った。
歩いてかなり遠くにミイを置いて私は家に帰った。
家に着いたら、何故かミイが居た。
そうミイは私より遥かに早い速度で家に帰って居たのだ。
私は何だか力が抜けミイを抱きしめた。それから何年か仲良く暮らした。
でもミイはメス猫にくっ付いて姿を消してしまった。
ミイの二度目の裏切り。
それから私はミイと会う事は無かった。
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