ドラポン

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ドラポン

中学生になり引っ越した。 引っ越した家の裏に工藤さんって家が有った。 工藤さんには沢山猫が居た。 その中にドラポンが居た。 ドラポンはどうゆう訳かわからないが、私の家が好きだった。毎日裏口の扉から入って来た。 雨の日、ドラポンはいつものようにやって来た。でもドラポンはお利口さんで、家に入る前に自分の足の裏を全部舐めてキレイにしてから入って来た。 そのうちドラポンの首輪には私の名字が書かれて居た。 高校を卒業して私は家を出て、親も地方に転勤したので、ドラポンがどうなったのかわからない。
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