6人が本棚に入れています
本棚に追加
男のこだわりについて考える
男性とデートとなったとき、
相手の顔以外でどこに注目しますかという話。
服のセンスとか時計とか恋愛初心者から中級レベルまでは注目するのはそこでした。
でも、料亭に毛が生えたレベルの料理屋でバイトしたとき、
お客さんの靴の上げ下げが仕事の一つになりまして、
俺は決めるぜ、この接待で☆
みたいな気合いの入ったリーマンらの靴を預かってました。
みんなね、革靴ピカピカなんですよ。
擦れやすいアキレス腱のあたりとかも綺麗な状態で靴の底も減っておらず。
いわゆるエリートという人らは、上(髪型)から下(靴)まで隙が無いもんなんだなあと感じたこと、今でも覚えています。
普通の人より遥かにハードワークなはずなのに。
それ以来、新しく出会う人の靴に目が行くように。
オフィシャルのときの靴が綺麗に手入れされてる方は仕事をきめ細かくするタイプが多いよう。
カジュアルなときの靴が綺麗な人は靴が趣味な感じだったり。
ちなみに、靴が腐ってる人にもあったことあります。
いやあ、あれは本当にすごかった。
靴より上の部分も、スーツよれよれ、ポケットにデカい財布、携帯、鍵てんこもり。
ワイシャツ黄色い(もちろんよれよれ)
肌、髪も(以下、略)
靴は多くを語るんだなあと思った思い出。
そういえば先日、本当に素敵な革靴を履いていた男性がいて(顔見知りだけど親しくはないレベルの関係)浅草ちょうか(漢字がわからん)というところと教えてくれました。
こだわる男子が買うお店のよう。
素人でもわかる革の質でした。
もう一人は、革靴集めが趣味で、はいてなくてもお手入れするだけで嬉しいらしく
「革靴は生き物です!」
という名言を私に授けてくれ残ました。
どちらも、嬉しそうに語ってくれたところが印象的。
私も一つのことに集中するオタク癖があるので、彼らは魅力的に見えました。
そして、大抵、よくぞ聞いてくれたという顔しくる。そういうとこ可愛い。
あと、豆知識も教えてくれる。
日本の革靴とイタリアの革靴は、靴底が違う。溝があるのが日本で無いのがイタリア。
日本の歩道はアスファルトなので、滑り防止なのだとか。
ふむ😮
私も自分の履く靴は、高い安い関係なくヒールのすり減りと、つま先のハゲ(階段登る時にぶつけてるせい?)には気をつけるようになりました。
私みたいに見ている女性がいれば、同じように見ている男性がいるということで。
靴のメンテや新規の購入は、ちゃんと生きている感じがして好きです。
ということで(いきなりのまとめ)
出会い探し中の方。
相手の靴に一度注目するのおすすめ。
ざっくりした人柄が感じられるはず。
下手な口説き文句を棒読みで言う男のよりも、可愛いと壊れたレコードみたいに連発する男よりも自分の好きを生き生きと語れる方が素敵な男性!(と若い頃の私に言いたい)
ということで創作勢のみなさま。
明日もよい一日をお過ごしください。
最初のコメントを投稿しよう!