軋む愛(320字の小説)

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軋む愛(320字の小説)

私の心に響く音 ギシギシと響いてる 貴方を見るたびに響いてくる それはいつからだろうか? 出会った頃は、楽しい鈴の音が鳴っていたのに まさかこんな日が来るなんて思いもしなかったわ もう嫌だ!彼と一緒に居るのは! でも、それが出来ないの 悲しいけれど出来ないの まだ彼を愛しているから? それとも未練なの? ううん、そうじゃないの! だったら何?しっかりしてよ! 自分を叱る心の声が聞こえるわ。 死ぬほど嫌な人でも、 私はあの人と生きていくわ。 生きるしかないのよ! 辛い事なら誰にでもあるわ。 強い自分を造っていくわ。 私は誰にも負けない。 自分自身にも負けない。 私には彼が必要だから。 と、言うよりも彼の財布の中身が必要なの。 そうお金。 お金が必要なのよ私。 だって、私は貧乏だから。
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