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それからの生活
あのおまじないから、1週間が、経った。
「……………もう、あのおまじない「異次元の自分」は、するなよ?今度は、守れないかも知れないから。………なにを悩んでいるか、分からないけど、1つ言わせてほしい。それは、得体のしれないおまじないなんてするな。変わりたいと、思ったら、直ぐに、行動しなさい。変わりたい気持ちがあるなら、なんでも、出来る。元気でな」
佐潟キョウイチさんは、そう言って、学校まで、送ってくれた。
それから、鏡は、普通に、戻った。
「……………服装変かな?」
現在、私は、オタクな彼と、デートする事になった。
と言っても、アニメグッズ売り場だけど。
「ごめんごめん!!待たせて!!」
彼だった。
「う、ううん!!大丈夫だよ!」
「…………それじゃ、いざ、アニメ、漫画、ゲームを、たくさん買おう!!テンション上がるぞ!!」
「おー!!オタク最高!!!!」
こうして、私は、好きな男子と付き合えることになり、鏡の私、ニセモノに、静かに、感謝する。
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