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鏡の私のアドバイス通り
朝早く、目が覚める。
深夜の出来事を、忘れずに、鏡の私がアドバイスしてくれたとおりに、鞄に、アニメキーホルダーを着け、母親が作ってくれた朝食を食べて、学校に向かう。
「……………上手くいきますように!!」
クラスが、ザワザワと会話しており、みんな、楽しそうだ。
「…………いた!落ち着け。私!!変わんないと!!」
好きな男子に、近づく!!
「お、おはよう…………」
その男子は、眠そうに、返事を、返してくれた。
「……………うん?あぁ。おはよう?」
あれ、ダメじゃん!!
鏡の私に、騙された?
「…………?………それ!!そのキーホルダーだけど!!期間限定のアニメキーホルダーじゃないか?」
彼は、私の鞄のキーホルダーを見て、驚きながら、キーホルダーを優しい触る!
「えっ?そうだよ?」
「マジ?すごいなぁ!僕も、手に入れようと買いに出かけたけど、ちょうど、売り切れになったんだよ!!…………桑野さんも、オタクなの?」
ヤバい!!鏡の私の言った通り、仲良く会話出来た!!
「そうだよ?アニメが大好きなの!!今、ハマってるのは…………!」
「……………そのアニメ、僕も観ているよ!!漫画も、沢山持ってるよ!!いいよね〜!!!!」
こうして、無事に会話でき、なんと、携帯番号を、交換し、また、LINE番号も、交換出来た!!
「……………鏡の私、GJ!!」
禁忌の事を、すっかり、忘れてしまった。
いや。
無理やり、忘れようとしたのだ。
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