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大広間ー
大司教「ガキ共、よく聞け。天之御中主神より、お言葉を頂いた。後6人の生贄を捧げれば我は再び完全復活するとな」
鬼頭「始めから、俺達全員殺す気満々だったってわけか。予想通りだな」
大司教「そういうわけだ。全員生贄になって死んでもらうが、ここでは殺さん。外で殺す。そうしろとおっしゃっていたからな。全員立て」
信者達「大司教様のお言葉を聞いただろ?全員立て!」
信者達が俺達に銃を向け構えながら叫ぶ。
姫島「大丈夫…きっと天罰が…奇跡が起きることを信じよう…」
凪「ああ…もう奇跡に頼るしか…皆立てるか?」
昴「橙樹、僕の肩に…」
橙樹「ありがとう…」
足を撃たれ負傷した橙樹は昴の肩に腕を回して支えられて立つ。
鬼頭「腕は痛えが大丈夫だ。立てる」
伊織「凪…俺怖いから手握っててくれ…」
凪「ああ…」
泣いてる伊織の手を離さないように握る。
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