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革
昔から 好きだった
木 と 並んで
好きだった
落ち着くんだもん
触れてると
あたしは偽善者
そうかもね
自ら殺して肉にして
革剥ぎ 鞣す 自信は無い
肉は喰らうし 革も持つ
でも自ら手を下せない
あたしは卑怯
そうかもね
それでも造る人をみて
ひとつの気付き 再確認
この人たちは 生命に
しっかり感謝と敬意持ち
だからこそ の 心意気
当たり前ではないのだと
このカタチでの向き合いを
命に対して している と
だからこそ
だからこそ
あたしは革が好きなんだと
臆せず言えるようでいたい
あたしはこの手で育ててた
じいちゃんが作った革細工
ボロボロになるまで使い込み
飴色になるまで育ててた
好きなんだ
好きなんだ
大事な人が作った物も
大事な人が作ったことも
あたしが使う そのものも
あたしが造る そのことも
だからあたしは創りたい
あたしは ほんとは 創りたい
あたしは ほんとは 創りたい
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