0人が本棚に入れています
本棚に追加
「おかあさん?」
そういっても振り向かない彼女は、真っ白な部屋から出ようとしていた。
「出ないで!やっと会えたんだよ!」
そういったら、やっと口を開いた。
「あなたからみたら、ダダの犯罪者でしょ。」
「変なこと言わないで。あなたが生きている時は、呼び捨てで言ってくれたでしょ!」
「そうだね。でも、今は違う。私と同じ年だし。」
「でも、私がが10歳の時、いなくなってから、今日で初めて会えたんだよ!」
「そうだね。だけど、君が私の近くにいると黒幕に消されるよ。」
「夢の中ならいいでしょ!」
「ばれるよ。」
「何で。」
「見ればわかる。」
「もう少しで目が覚める。」
「明日、来な。」
「うん。」
「じゃあ。」
「じゃあ。」
明日、どんなことを話せるかな。
最初のコメントを投稿しよう!