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2階の寝室の隅々まで、掃除機をかけた後
階段を下り、ちょうど選択完了の音が流れ
使っていた掃除機を充電器につないで
今度は洗濯カゴに、綺麗になった服をぜんぶ入れ
外の洗濯スペースに洗濯物を干していく。
よしっと!終わったあ~♪
お昼…なに食べようかな…
私は冷蔵庫を開けて、中を覗く。
野菜炒めと、ご飯…
インスタントの味噌汁でいいや。
それから、お昼をパパッと作って
完食したあと…使った食器を洗ってから片付け
乾燥棚に並べていく。
よし!家事…ひととおり終わったあ~♪
ソファークッションを抱き締めながら
ソファーにそっと座る。
喜介さま、喜んでくれると良いけど…
それから…少しして、家の電話が鳴った!
私
栗野 小冬
「はいは~い!」
私は、家の固定電話の受話器をあげる。
私
栗野 小冬
「はい、どちらさまでしょうか!」
私は電話口に声をかけた…
『あ、こふゆか?』
この声は、喜介さまだあああ///
私
栗野 小冬
「は、はぃい!こふゆですぅ…//」
電話口から、小さく笑うような声が聞こえた。
電話口
宮ノ浦 喜介
『フッ、まだいたのか。
夕飯は、俺が帰ってから
てきとーに作ってやるから
大人しく待っとくんだな。』
私は、電話口に何度も頷く!
私
栗野 小冬
「は、はいぃ!お待ちしてます//」
鼻息が荒くなってしまう…//
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