プロローグ1

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プロローグ1

20039年混沌の魔王が討伐されてから2000年が過ぎた。しかしある時1人の魔女が海底の神殿にて、ある遺産が発見した。 強大な力を持つこの力は混沌の魔王の遺産だと言うことがわかった。その時世界で裏に動く魔王に属していた黒魔術師、魔神達が魔王復活を目論む。 国に仕えていた魔人、魔女達も勇者、騎士団、異端審問官が総力を上げ排除することになった。遺産を破壊すべく捜索し国を封印することに決定。しかしそんなディンランド帝国はその他国々を攻め落とし、戦争をしかけている。 ヴェロニカ・ヴァレンタインは何かがおかしいと思い自身も魔女狩りの対象でありながらも誰よりも先に禁忌アイテムを回収することを決意。 「皇帝陛下、ペンドルト王国が降伏宣言をいたしました」 1人の騎士がステンドグラスに光注ぐ玉座に跪いている。報告を聞いた足を組んでいる皇帝は疑問を浮かべていた。 『降伏?はて、それはどういうことだ』 『はっ、ペンドルト城で篭城戦をしていたところ国王本人が白旗を掲げ……』 『そう言っているのではない!』 『はっ!』 『戦争とは、戦うか、死ぬか。どっちかだろう?降伏するということは武器を持っていない。ククク、殺せ。我が領土を広げるのだ』
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