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「また…明日!!」
ずっと…
そばに居てほしいから。
そばに居たいから。
「あぁ。また…明日な。」
何か…確信が欲しくて。
明日も隣で笑える…そんな確信が欲しくて、咄嗟に叫んだ。
「絶対だよ!」
自分がこんな声を出せるなんて。
今まで知らなかった。
声を上げ過ぎて、つい咳き込む。
…俯いて、顔を上げた時には―――…
既に狼の姿は無かった。
――翌日、教室に狼が現われることは無かった―――……
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