ある神様の後悔

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ある神様の後悔

ある神様は後悔していた 人間の作り方を失敗したのだ 目は二つでは無く三つにすべきだった。 二つ必要だから二つにしたが、 もう一つはスペアにして 顔に残すべきだった。 口も一つでは無く二つ作るべきだった。 そうすれば、食べながら話をする事が容易に出来る。 一番の失敗は、歯だった。 乳歯を10歳ぐらいで抜け落ちるのは大失敗だった。 これほど人間が長生きするとは思わずにいた。 私は、ダメな神様だ! 反省する神であったが、もう一柱の神が言う 「君、人間の顔に、目が三つと口が二つあったら キモく無いかい?」 「・・__・確かにキモいですね。」 「君のやった事は間違いが無いよ。 だけど、歯だけは失敗だったな。 君のおかげで、僕は総入れ歯だよ。 神も人間と全く同じに、君が造ったから!」 「・___・」 何も言えない神様だった。 追伸 総入れ歯の神様がいたら面白いですね。 また、神は人間を作ってから、神を人間に真似て造ったのかしら?
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