次の日

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…天道君いるかな? そんなコトを思いながらあたしは屋上へ向かいドアを開けてみた。 「て、天道君?」 シーン… いないのかな? 「ぁ、ぁの~ ぼ、僕を呼びました?」 ビクッ!! 「て、天道君!! よかったぁ。 探してたんだよ~」 「ぼ、僕をですか?」 「う、うん。 一緒にお昼食べようかなって だって天道君といるとすっごく癒されるし!!そ、それに…」 「癒される?… ブフッ!! 森宮…さん… お、面白すぎ」 あれ!? この笑い方… 「ボソ…カッコイイお兄さん?」 「えっ!?…」 「天道君ってもしかして この間あたしを助けてくれた …」 "カッコイイ"又は"意地の悪い"お兄さん?って聞こうと思ったのに バンッ!! 勢いよく屋上のドアが開いた。 そして現れたのは 「龍谷…君?」
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