61人が本棚に入れています
本棚に追加
「よぉ、森宮さん。
昨日はど―も」
「龍谷君?
なんで屋上に?
…あ、お昼ここで食べようとか?
なら一緒に食べる?」
「ボソ…ふざけんじゃねぇ」
「え?」
「ふざけんじゃねぇ!!
昨日俺が勇気をだして告白したっていうのにそんなに俺が迷惑か?ウザイか?」
いやいや言ってる意味が分かんないんですけど…
なんでこの人キレてんの?
「えっと…
いきなりそんなコト言われても意味分かんないんだけど…」
「とぼけるのもいい加減にしろ!!
あの男だってお前が用意してたんだろ!?
俺に恥をかかせてさぞかしあんたはいい気分だろうなぁ」
はぁ!?
あたしがあの男を用意した?
「ちょっと!!
あたしはあんな男用意なんかしてないし。
勘違いしてんのはそっちじゃん」
「なんだと?
自分がちょっと可愛いからって調子乗ってんじゃねぇぞ!?」
「別に可愛いなんて思ってません~!!ベ―だ」
「ッのヤロ―…」
やっべぇ―…
調子に乗りすぎた!!
「ぁ…ぁの~」
あたしは言い過ぎたと後悔してたら天道君が口をはさんできた。
最初のコメントを投稿しよう!