次の日

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「なんだテメェは?」 「ぁの~ け、喧嘩はよしたほうがよろしいかと…」 「うっせぇ!! 関係無いヤツは引っ込んでろ!!」 ガッ!! 龍谷君は天道君を殴り飛ばした。 「天道君!!」 あたしは天道君の元へ駆け寄った。 「天道君!大丈夫?」 「………。」 「天道君!?」 「ボソ…ッのヤロー」 「えッ!?」 すると天道君は立ち上がり 眼鏡を投げ捨て 前髪をかきあげ 龍谷君に向かって 肩で風をきりながら ドスドスと歩き出した。 その姿を見たあたしと龍谷君は固まってしまった。 なぜなら… ストーカー事件や 龍谷君に潰されそうになった時に助けてくれた あの 意地の悪い & カッコイイ お兄さんが天道君だったからだ。
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