やぁ

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やぁ

数日後。 「いらっしゃいませー!!」 「こんにちは。ナオキさん?お元気でしたか?」 「佐潟さん!!お久しぶりです!!いつものコーヒーで宜しいでしょうか?」 「えぇ。それで、お願いします。それとなんですが、お聞きしたいことがあるのですが、宜しいですか?」 「?なんでしょうか?」 佐潟さんは、小さな声で、聞いてきた。 「…………お前、ナオキさんの偽物だな?他の、従業員も、お前の仲間だな??上手く、溶け込んでも、俺は、分かるぞ??」 オレは、ニヤリと、笑う。 「佐潟さん?これ以上、首を突っ込むと、死にますよ??」 「そうみたいだな?俺も、今日で、この街から、離れるよ。最期に、偽物と会ってみたかったからな。願いは叶った。……………もし、俺に危害を与えてきたら、完全に消してやるよ?覚えとけ。偽物」 「またのご来店お待ちしてます!!」 佐潟は、缶コーヒーを飲みながら、駐車場に停めてある、車に乗る。 「……………人の忠告は、聞くもんだ。さようなら」 佐潟は、車を走らせ、コンビニを去る。 「…………さて。次は、どうなるかな?」 運転しながら、佐潟は、つぶやく。 外は、チラチラと、雪が降り始めた。 「こんな、結果も、あるもんさ。次は、どんな、現象が見れるか、楽しみだな」 「午前02時02分のコンビニ」 話しの、ネタには、ちょうどいい。 彼らを救えなかったが、満足だ。 時代も、変わる。 人間以外の生命体に、この国を任せるのも、悪くない。
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