偽物様、ご来店

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偽物様、ご来店

「……………今日は、昼間のバイト、女子高生のマキちゃんか。またか。レパートリーが少ないな??」 監視カメラ越しから、彼女を見張る。 そう、このコンビニの怪現象。 決まって、「02時02分」に、オレ達の偽物が、ご来店するのだ!! この怪現象に、店長も、頭を悩ませる。 偽物は、必ず、店の棚の商品を、手にとっては、床にぶちまけるとした、嫌がらせをしてくるのだ!! しかも、監視カメラでないと、見えず、目の前に、偽物が、いるはずなのに、姿を捉えられないのだ!! ドサッ!!ドサッ!!バタン!! 商品が、床に、ぶち撒けられる!! 「クソ!?またかよ!?」 急いで、休憩室から、出て、品を確認する!! やはり、姿が見えない!! なのに、商品が、勝手に倒されている!! 「……………なにがしたいんだよ!?片付けるの大変なんだぞ!?ふざけんな!!」 ピンポーン!!ウィーン!! 入口の、ベルが鳴った。 いつも、こうだ。 散々、暴れては、直ぐに、出ていく。 もう、慣れたが、品を元に戻すのは、大変だ!! 「ふざけんなよ!!マジでさ!!」
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