side:環

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side:環

(オレはなんであんなキザなことをしてしまったんだあぁーー!?) 廊下を歩く環は、傍から見ればなんともないがその実、恥ずかしさで爆発寸前だ。 (変な奴って思われてないかな?大丈夫かな??) いろいろな思考が脳裏を過っては霧散する。 (でも……) 「白川、かわいかったなぁ……」 由音は気がつかなかったが、環の耳は由音の顔よりも赤くなっていた。
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