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中学に上がると同時に、母親の彼氏から怒りの矛先として。ストレスの吐き口として。的として使われた。
二年生に上がるときには、私が私自身のものなのか分からなくなってしまった。感覚が麻痺してしまった。
守ってあげれなかった。
倒れ込んだ先に、ふと、鏡が落ちてあった。手を伸ばして、自分を見たときに、
もういいよって…首を振ってあげた。
このとき、縦に振ったのか、横に振ったのかさえ分からなかった。
高校一年の私。
もう、頑張った。
もう、いい。
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