三人の僕
1/1
読書設定
目次
前へ
/
1ページ
次へ
三人の僕
僕は山にいた 次に海 そして今はビルの上 僕はここに来たかったんだ もう手紙も書いた 一人で。 いいや、一人じゃない二人 二人も僕といる 優しい一人目はささやくのだ 「どうして、ここに来たの」 だって僕だけがここに来たかったから。 下を見ると街が見えるが人は蟻のよう 僕はのぞき込んだ 風は下から当たってくる 一滴の水は上へとあがる 人の顔がうっすら見えたころ僕は。 死んだ。
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!