修復

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「そっかぁ。 K大って、学部によっては、入試問題かなり癖あるからね。3年になってからは、その対策も必要になって来るよね」 「ですよねぇ。 親の会社継ぐんで、別にどこでもいいっちゃいいんですけど。学歴だけ必要なんですよね。 結局、経営学部で落ち着きそうですけど」 「コーヤくんちって、何してるの?」 愛羅は情報収集がヘタだから、今のうちに色々聞いとくか。 「First(ファースト)っていう、車関係の会社です。 愛羅センセイ、運転免許の合宿なら田舎のなんかじゃなくて、もっとグレードの高いコース紹介出来たのに」 不貞腐れたように、呟く。 えーーーFirstだって。 「っていう」なんて、謙遜もいいとこ。 超大企業じゃん。 「凄い!!Firstの御曹司なんだぁ。 知らなかったよ、愛羅そーゆーの全然興味ないからさ」 「……なんですよね。無駄なスペックです」 愛羅が、そーゆう肩書に釣られてくれればまだ見込みがあるのにねぇ。 「え、じゃあさ。 愛羅が免許取れたら、新車プレゼントすることになってて。 候補に上がってる車がどれも人気で、納車までにだいぶ時間かかるんだけど……」 そこまで言って、察してくれた。 「車種がもし決まったら、教えてください。 即納で手配出来ますんで。 モチロン、割引もさせてもらいます」 ニッコリと笑うコーヤくんは、可愛いだけじゃなくて賢くて使える。 なんだ、かなり好物件じゃん。 「あ、愛羅センセイには言わないでください? あの人、うちが何やってるか知らないし気にならないの、なんか悔しいので。 聞かれるまで黙っておきます」 わーー、いじらしい。

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