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 暗い所も、な生物も全くもって大丈夫な私だけれど…  再び訪れた降って沸いた様なチャンスに、私は手を伸ばした。  一生懸命大丈夫なフリをする小花くんが可愛くて笑いを堪えるのに必死だった。  必死で堪えていたのに…  そんな私の我慢を限界突破させた〈カワテブクロ〉とのセンセーショナルな出会い。  小花くんの咳き込みが決定打となり、私はとうとうの状態で爆笑してしまった。 「んはははッ…ヤバ。ちょっと…」  笑いの止まらない私を見て、小花くんが驚いている。  そりゃそうだよね…キャラが違いすぎる。  きっと、思ってたのと違う…ってドン引きしてるんだろうな。  最初で最後のデートだって初めから分かっていた事だし、こんな風に手まで繋げたし…もう充分だよ。
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