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「超~好みのイケメンッ」
「えっ?
そうだっけ?」
武井がイケメンでない、というのではなく。
好みのタイプだったっけ?
と思ったのだが、ノリノリ状態の絵見は、
「あの人、何処の知り合いっ?
独身っ?」
と訊いてくる。
「たぶん、独身。
同じ職場の人……」
「じゃあ、警察官っ?
公務員じゃんっ」
安定してていいわ~と絵見は言い出した。
「そうか、よかったね……」
走る話は何処行った?
と思いながらジョギングコースに行くと、武井は見知らぬ爽やかなイケメンと話していた。
「イケメンが二人に増えてるっ。
今日はいい日だわ、聡花。
あの人も知り合い?」
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