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冀州祭壇付近
風魔 「半蔵、うぬもこの動乱を楽しむがよい」
半蔵 「忍法、口寄せの術」
風魔、服部の周りに大量の忍者が現れた。
凶牙 「これはまたすごい忍術ですねぇ」
凶牙は突然服部の後ろに現れた。
服部 「貴様、何者?」
凶牙 「私は凶牙といいます」
服部 「邪魔するなら、滅」
服部の周りにいた大量の忍者が凶牙に襲い掛かった。
凶牙 「強引ですねぇ」
凶牙は華麗な棒さばきですべて倒した。
服部 「無駄」
だがまた大量の忍者が現れた。
凶牙 「キリがありませんね。ならば術者を倒しますか」
凶牙は服部めがけ棒を構えた。その時周りの忍者がまた襲い掛かってきた。
凶牙 「邪魔です」
凶牙は構えをほどき右の手のひらを地面に付けた。すると凶牙の右手を中心に巨大な紫色の円形が現れた。
服部・風魔 「ぬっ!?」
服部は危険を察知し距離を空けた。見ていただけの風魔も木の上に退避した。忍者達はすべて紫色の円形の中に包まれた。
凶牙 「滅せよ」
忍者達はすべて消滅した。凶牙が生み出した円形も消えた。
凶牙 「ふぅ」
服部 「隙あり」
服部は今だと思い凶牙にクナイを投げた。凶牙はクナイを棒で弾き、服部に突撃をかけた。
服部 「むん」
服部はさらにクナイを投げた。凶牙は弾きながら服部のもとに詰め寄る。服部は鎌を持ち待ち構えた。
凶牙 「むん」
凶牙は思いっきり棒を振った。だが服部はかわし凶牙の後ろに回り込んだ。
服部 「斬」
服部は凶牙を斬った。だが腹部が斬った凶牙は消えた。
凶牙 「残念、外れです」
凶牙は服部の頭上に現れ、服部の首を軽く殴った。
服部 「ぐっ、不覚」
服部は気絶した。
凶牙 「さぁ次はあなたですよ」
凶牙は風魔の方を見た。
風魔 「うぬは人間ではないようだ」
凶牙 「まぁ否定はしませんよ。風魔殿も人間には見えませんねぇ」
風魔 「ふっ」
風魔は鼻で笑った。凶牙も微笑んでいた。
凶牙 「場所を変えませんか?ここは狭いですし」
風魔 「・・・・いいだろう」
二人は違う場所に移動し、そこで戦うことにした。
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