霧深き森にて

1/2
前へ
/114ページ
次へ

霧深き森にて

霧の深い森 凶牙は休んでいた。さすがの凶牙も激戦の連続で疲れていたのである。 凶牙 「…」 凶牙は背後に気配を感じていた。 凶牙 「何の用ですか?妲己殿」 妲己 「なぁんだ、気付いてたんだ」 後ろから妲己が歩いてきた。 妲己 「ちょっと聞きたい事があるの」 凶牙 「何ですか?」 微笑んで聞き返す凶牙。 妲己 「なんで遠呂智様に楯突くの?」 妲己も微笑んで言う。 凶牙 「私はそんなことしませんよ」 妲己 「私知ってるのよ。あなたが何回も私達の軍と戦ったのを」 凶牙 「…何のことですか?」 妲己 「とぼけたって無駄なんだから」 凶牙はため息をついて 凶牙 「それで私をどうするのです?」 と言った。 妲己 「そうねぇ…」
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

197人が本棚に入れています
本棚に追加