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五丈原
戦闘開始してすぐに織田軍は遠呂智軍の猛攻に劣勢に陥った。だが織田信長は焦りもしない。
凶牙 「余裕ですか?織田殿」
織田 「む、うぬは何者だ」
凶牙 「私は凶牙と申します」
突然凶牙が現れた。
織田 「我が軍の者ではないな…遠呂智軍か?」
織田は武器を構える。
凶牙 「私は…反乱軍ですよ」
織田 「くっくっくっ、そうか反乱軍か。反乱軍の者にしてはのんびりしてるな」
織田は凶牙が普通ではないと気付く。
凶牙 「そうですか?」
織田 「反乱軍なら必死で戦っているはずであろう?だがうぬはのんびりとしている。改めて聞こう、うぬは何者だ?」
凶牙 「私はただの気分屋です。まぁこうやってあなたと話す為にわざわざ五丈原まで来たわけです」
それを聞いた織田は笑う。凶牙も微笑む。
織田 「くくくはっはっはっ、わざわざご苦労だったな。ではうぬにお願いをしよう、我らの手助けをしてくれないか?それなりに礼はするぞ」
凶牙 「いいですよ。あと礼はいりません。しいて言うならば勝ち続けてください。」
織田 「くくく、当然だ」
そう言うと凶牙は戦闘中である中央に向かって行った。
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