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川中島
馬超 「悪逆非道の輩どもめ、民には手を出させないぞ」
黄忠 「馬超殿、加勢しますぞ」
織田 「彼らの生、信長が拾うてやろうぞ」
馬超 「おお、黄忠殿、信長殿、助太刀感謝いたす」
織田軍、馬超軍の民救出が始まった。
凶牙はこの様子を木の上から見ていた。
凶牙 「この方が噂に聞く織田殿ですか。なるほど、確かに英傑の才を持っていますね」
凶牙は織田に興味があった。
凶牙 「だが今は民救出を手伝ったほうが良さそうですね。織田殿、いつか手を合わせてみたいものです」
凶牙は次々と木を飛び移り民が移動している付近に着地した。
民 「ひぃ追っ手だぁ」
凶牙 「ご安心ください。私はあなた方を助けようと思っています。さぁ早く馬超殿の所へ行ってください」
民 「あ、ありがとうごぜぇます」
民達は馬超のもとへ逃げた。
凶牙 「さて、首尾を引き受けるとしますか」
凶牙は民達が去った後の道の真ん中に立って追撃を待っていた。
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