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⚫︎アズマ:投稿サイトでの活動についてもお聞きしたいと思います。 アキラさんは投稿サイトで小説を公開する前は、誰にも小説は見せず、一人で黙々と書いてましたか? それと、エブリスタ以外での投稿サイトでの活動の経験はありますか? ⚪︎はじめアキラ:それに関して説明すると長いですなー! 元々はノートで一人で書いて、一人で読んで、一人でにやにや楽しんでいた人でした。小説だけじゃなく漫画も描いてましたね。 暫く後、高校時代の友人が個人サイトをやってるという話を聞いて、友人の手を借りて私も個人サイトを立ち上げたんです。で、そこで二次創作小説を投稿し始めたのが、WEB投稿の始まりでした。自作曲とかはオリジナルも投稿していたんですけど、個人サイトではオリジナル小説はまだ投稿していませんでしたね……ノートに書くだけで。 そのあと、pixivに小説投稿サービスができまして。 そこで、二次創作、一次創作共に投稿を開始して、徐々にpixivを主戦場に移していきました。 同時に、ニコニコ動画に自分で作ったボカロ曲とか自作ゲーム動画を投稿して、その二つをメインに活動していましたね。 2018年7月15日にエブリスタに登録してから、少しずつエブリスタがメインの活動にシフトしていったってかんじです。 ちなみにこれとは別に公募にはずっと陰で応募していましたが、エブリスタに来るまではオール一次落ち、鳴かず飛ばずでございましたw ⚫︎アズマ:予想以上に多彩な活動に驚いています。人生エンジョイしてますね。 作曲、動画作成など色々してきた中で、今は執筆活動だけに絞っていると思うのですが、その理由はありますか? また、エブリスタを主戦場として、どっぷりハマっていることと思いますが、他のサイトと比べて良いところはなんでしょう? ⚪︎はじめアキラ:実は、執筆だけに絞ってないんですwww 裏でこっそりとネット声優の仕事と作曲の依頼を仕事を引き受けていたりして。他にも、よその方のボイスドラマの効果音&選曲の仕事とかもやっていたりしますよ。 あと自作ゲームの製作&動画作成も、水面下で進めているんです。執筆とはまた違う脳みそ使うのが楽しいですね! 表で派手に動いているのが執筆なので、それ以外はあんまやってないように見えるのかもしれませんな~ エブリスタは、なんといってもコンテストが豊富なところがいいですねえ! そもそも私がエブリスタに来たきっかけが「妄想コンテスト『私が死んだ理由』」の広告をTwitterで見たことでした。短編コンテストには参加したことなかったな、と思って挑戦しようと思い、エブリスタに登録したんです。 で、そこでいきなり大賞貰ったせいで調子こいた、と(笑) 先に語った通り、今まで何に応募しても梨の礫だったので、完全に舞い上がってしまいまして……その調子こいたモードのままコンテストに応募しまくるようになり、今にいたります。 あと、交流が盛んなことと……サイト自体が見やすく使いやすかったこと、pixivと違って無料でいくらでも表紙をさしかえられる……なんかも結構お気に入りポイントでしたね! ⚫︎アズマ:やってること増えてる笑笑。ネット声優の仕事とかめちゃくちゃ気になりますが、とりあえず精神と時の部屋にいる説はかなり濃厚になってきました。 アキラさんに限らず多くの人がそうだと思いますが、私もエブリスタは妄想コンテストから入りました。私も最初に投稿したのが受賞して、そこから沼り続けています。交流もそうですし、スマホでの使いやすさが抜群なのは大きいですよね。私も色んなサイトを巡りましたが、エブに残っているのは使いやすさが大きいからかもしれません。 ⚪︎はじめアキラ:いいですよねー妄想コンテスト! 短編なので敷居低いし、そこからチャレンジを始める人たくさんいると思います。まあ、やってみたら結構群雄割拠というか、受賞するのは簡単じゃないのですが……最後に賞金取ったのいつだったかなあ……(トオイメ) ⚫︎アズマ:それではこのテーマについて、三つ目の質問です。今まで小説投稿サイトで色んな人と交流してきた中で、とんでもない人、この人には敵わないなあと思う人はいましたか? ⚪︎はじめアキラ:敵わないと思ってる人とか憧れてる人はたくさんいるというか……そもそも、私の挑戦は上を常に見上げ続けて、その人達に追いつきたくて今日まで走ってきたところがあるんです。 私がエブリスタに来てからですね、ぶっちゃけ応募してから「妄想コンテストってなんぞ?」「エブリスタってどういうとこ?」って調べたんですよ。 そしたら、エブリスタの凄い人をたくさん知ることができたんです。大賞取った結果、そのすごい妄コンの猛者の方とかが結構読みにきてくれて、それをきっかけに交流を持ちまして。 たまげましたね、プロフィールに書いてある、圧巻の受賞の数々! そして、話を読ませてもらったら、まあなんと短い中にしっかりまとめる技術があり、ぐいぐい引き込まれる底力があり……こんな凄い人たちがWEB小説の中にはたくさんいたんだ、と。 私もこの人達みたいになりたい、強くそう願いました。 ⚫︎アズマ:エブリスタってすごい人いっぱいいますよね。プロの書く物語より面白い作品もたくさんあります。ここにいると、ネット作家も捨てたもんじゃねえなと思います。ちなみに私が小説投稿サイトで出会ったとんでもない人ランキング1位は、はじめアキラさんです♡ それではこちらから3つ質問しましたので、次はアキラさんからお願いします! ⚪︎はじめアキラ:質問したいことまだまだありますよう! 例えばそうですねえ……具体的に「まだやってないことで、これに挑戦してみたい!」って思ってること、あります? 例えば、こういったイベントに参加してみたい、とか。 執筆以外の活動でもいいので、教えてください! ⚫︎アズマ:正直に言って、エブリスタでは自主企画やらコラボリレー小説やら色々と挑戦したので、満足しているというか、今後やりたいことと言われても特に思い浮かばないんですよね。この対談もTwitterのリプライから偶然に始まりましたしね。今後も続けて執筆エッセイを書くくらいかなと。何より今は「創作」のことばかり考えていて、長編の受賞を目指すことが自分の中でかなりのウェイトを占めています。 ただ、創作に関することで言えば挑戦したいことがありまして、ぜひとも「恋愛ジャンルのてっぺん」を取りたいと思っています。エブリスタと言えば花形ジャンルですから、恋愛で一番を取ることは、ここで活動したかいがあったなと、そう思えるんですよね。しかし、それも長編の受賞よりは優先順位が落ちるかなと。 ⚪︎はじめアキラ:恋愛ジャンル書けるんすか!?うわお、そりゃすごいです!恋愛で天下取れたら自信にもなりますね! ぜひ頑張ってください! と、丁度お答えを聞いて訊きたいことがもう一つできました。 長編での受賞を目指すとのことですが、現在挑戦したい公募が具体的にあるかんじでしょうか? エブリスタでも、エブリスタ外でも構いませんのでぜひ教えてくださいまし!! ⚫︎アズマ:公募についてはめちゃくちゃ困っていて、これと言ったものがないんですよね。私は今まで色んなジャンルに興味を持って、手を広げすぎて、全ジャンル中途半端作家になってしまいました。誰か助けてください。 そんな私ですが、逆に言えば、好き嫌いせずに、何でも公募は挑戦しようと考えています。恋愛に限らず、ファンタジー、コメディと、ジャンルを絞らず書いていきたいです。こだわりもないので、コミカライズの原作や、映像化コンテストなど、何でもやってやろうという意気込みです。 でも、公開して誰かに読んでもらいながらじゃないと寂しいので(根が寂しがり屋なので)、こっそり新人賞の公募とかじゃなく、公開しながらでも応募できるエブリスタのコンテストだと思います。 ⚪︎はじめアキラ:なるほど!ならばTOブックスとかいいかもですな! なおエブリスタ以外でも、投稿サイトから応募できるコンテストは結構あります。カクヨムとか、アルファポリスとか、なろうとか、ノベルアップとか。いろいろチェックしてみるといいかもですな! あ、今ネオページさんでもいいコンテストやってるのでぜひ……(すてま) いろんなジャンルに挑戦するならば、自分の現時点での得意不得意も把握しておくに越したことはないと思うんです。 ずばり、アズマさんがが得意なジャンルや方向性と、苦手なジャンルと方向性があったら教えてください! ⚫︎アズマ:公募の知識はさすがですね……。勉強になります。 私が得意なジャンルですが、基本的にBL以外は何でも得意です♡ 最近で言えば専らファンタジーにハマっているので、今後もそこは軸になるのかなと考えています。 ただ、どんなジャンルであってもヒューマンドラマの要素を入れることを心がけています。人間の葛藤とか成長とか、それを潜りこましています。 あとは方向性について、もはや公募を目指す人間として絶望的なことなのですが、長いものを書けません笑。これは十年以上も短編量産に費やしたツケでしょうが、五万字を超えるのも精一杯です。 連作短編みたいな形だと何とかなりますが、長編にするなら一話ごとにちゃんと起承転結がないと書き進められないので、だらだら文字数を増やすとか、物語の紆余曲折はないけど書き進めていくとか、絶対にできないです。生粋の短編書きなのかなと思います。 ⚪︎はじめアキラ:連作短編やるのも一つの手ですが、長編も書けるようになっておくと便利なのは間違いないですしな~。 長編を書くなら、ファンタジー系のテレビシリーズのアニメを見るといいかもしれません。 例えば魔王を退治するために勇者が旅する作品だとするでしょう?Aという町の中で事件が起こり、解決して次のBの町に進む……みたいに話が進んでいくわけです。 つまり、Aという町の事件とシナリオ、で一定の起承転結がある。 その上で物語全体の「勇者が旅立って町を旅して強くなって魔王を倒す」という起承転結も同時にこなしていくことになるでしょう? きっと、長編を書くためのシナリオ構築に役立つと思いますよ!

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