始まりは 悠久の古都の 遺跡から。

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「……やった……のか……?」 僕の後方にいた男がへなへなと座りながら呟いた。 こんな所を見ると、とても彼がさっき虎龍閃を放ったとは思えない。 「……君、名前は?どっかで会ったこと、あったっけか?」 僕はギアをしまいつつ、彼に質問した。 「……分からない」 分からないのに、僕の名前知ってるのかよ。 適当に言ったようには見えなかったが……。 「じゃ、あなたはなんていうの?」 その男の後方から少女が駆けてくる。 ……こいつら知り合いじゃなかったのか? 「……分からない」 ……重症だな。 こりゃ。 僕達は3人で今の自分達について説明を始める。
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