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「紫乃ちゃんのことが、大嫌いになったから」 辛辣な言葉とは正反対の眩しい笑顔を浮かべて、彼はこの部屋を去った。 残された部屋と恋心をみて、私はキキさんへの気持ちを選び新たな一歩を踏み出した。 本当の名前も、年齢も、生い立ちも、何も知らない彼との叶わぬ再会を願って────
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