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朝とは言っても
冬の朝は、庭仕事を始めるのも遅い。
まずは温室を開ける作業から。
12月頃には10時過ぎにあけていたけれど、植物も気温に慣れてきただろうと勝手に解釈をして、9時半には温室のビニールの入り口を巻き上げ、上で結ぶ。
今年からハイビスカスを外で温室に入れて管理するようにして見たので、多肉植物の温室と、もう一つハイビスカスの温室がある。
ハイビスカスは、もし葉っぱが落ちちゃっても生きてさえいてくれれば春にはまた新しい葉っぱが出るはず。
本当は室内管理で、冬でも青々としたはっぱを茂らせていてあげたいんだけど。
去年までは冬になる度に頭を切り詰め、家に入れてあげていた。
でも、去年、ハイビスカスの鉢はダンゴムシでいっぱいだったらしく、冬中ダンゴムシを家の外に追い出さない日はなかったので、今年からは切り詰めず、大きいはちに分けていたハイビスカスも植え替えて、外での初めての冬越し中だ。
植物も案外慣れがあるものらしく、ゼラニウムなんかは元々家に入れていたけれど、地植えの所に刺したゼラニウムも根付いて枯れていない。
今は一応温室に入っているけど、本当はお外でも暮らせるのかもしれない。
温室の中の植物は雨が降ってもお水はもらえないので、温かい時間、地植えの植物にお水をあげる時に一緒にたっぷりとあげておく。
でも、お水をあげるのは昼のお仕事。
朝は、温室を開けたらパンジーの花殻をとって、お仕事は終わり。
夏に比べると、冬の朝の庭仕事はすることが少ない。
今年の冬はやはり暖かいらしく、安価で買ってきたパンジーがものすごく大きな花をつけて、一度咲いても中々駄目にならない。
大型って書いてあるパンジーを買ってきたようなお得感を味わっている。
昨年植えたクリスマスローズも無事に花を咲かせた。
冬の朝は少し暖かくなった時間に、お庭をぐるっと一周するのが私の好きな時間。
少し時間の遅い冬の朝。今年は本当に温かい。
【了】
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