涙は流してもいい

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涙は流してもいい

 心を揺さぶられる映画を見た。  大人になった今、ボロボロと泣いてしまう。  感情が素直に出ていた。隣にいた子供も同じように泣いて感動している。  私は、幼い頃、ある感動するシーンを見て、父に 「何、泣いてるんだよ!」 と茶化された。笑われたのだ。幼稚な父だと今となっては思う。 その一言で、私は、感動するシーンを見ても人前では泣かない努力をした。 笑われることが嫌だったからだ。家でくつろぎながら、ヒューマンドラマを見ても泣きそうになっても見られないようにした。父が笑うから嫌だった。 どうして、泣いて感動するを止められなくてはいけないか。 今となっては疑問でしかない。父の言葉に揺さぶられすぎた。 素直に泣いていい。恥ずかしいことはない。感動したんだ。 成長して大人になって泣きたいときに泣くことが多くなった。 笑う人がいないからだ。 夫も泣いてても別に笑うことはない……? いや、でも父と一緒に笑うかもしれないが、抵抗はない。 気にしない。 勝手に泣かしてくれと言い返せる。 止めちゃいけない。 泣きたいだけ泣かしてほしい。 涙活という言葉がある。 そう、涙を流した分だけストレス発散。 心の栄養。 止めちゃいけない。 私の目には、感動の涙であふれさせるのだ! 悲しくはない。 それが涙の理由。

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