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本棚に追加「でも、離れたくない。誰にも渡したくない。ずっとここに、閉じ込めておきたい」
いつも、自分勝手。
なにそれ……。
嬉しさよりも苛立ちが上回ってしまい、ゴロンと体の向きを変えて、わたしは雪音を組み敷く。
「いい加減にしてよ! 大体、お互い好きってなに? 勘違いしないで。わたしはずっと、あんたなんて嫌いだって言ってるでしょ」
ポカンと呆気にとられている顔が、わたしを見上げる。
「一生嫌い! だから、一生なにも始まらないの。始まらないなら、終わりもない! わたしとあんたは、ずっと何も変わらない!」
雪音の目がふにゃっと細くなって、情けなく笑った。
「そっかぁ」
「ひゃあっ!?」
下から手が伸びてきて、体勢をくずして、わたしは再び雪音の腕の中に。

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