2 ありえねーから、それっっ!

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 ロイドが帰って来たのは、瑞紀が部屋に戻ってすぐのことだった。 「戻っていたのか」 『あ、お帰り』  眠っているサリアを見つめていた瑞紀は、部屋に入って来たロイドに、日本語でそう声をかけた。 「綺麗な響きね」  そのロイドの後に続き、ルディアが部屋に入って来た。  それは、華やかな笑顔だった。  『ルディア様、お疲れ様です』  瑞紀は、何か心に引っ掛かる物を感じながらも、ルディアにもそう声をかける。 「ああ、もう堪んないっっっ」  瑞紀の隣で眠るサリアに気遣い、小さな声ではあるが、そう言って瑞紀に抱き着く。  抱き着かれた瑞紀は、その豊満な大地に顔を埋められて、窒息しそうになった。 「いい加減に、それは止めろ」  けれど、次の瞬間には手を取られ、瑞紀は硬い胸に抱きとめられた。 「それよりも、話があるんじゃないのか」  そのまま、瑞紀はロイドのベッドの方へと移動させられて、座らされた。

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