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本棚に追加3月14日
「前野と3組の小川、もう別れたんだって」
昼休み、一緒に飯を食ってた仲間のひとりが言った。
「つい、こないだ付き合い始めたばっかじゃん」
「それがさ、あそこの神社に行ったらしいぜ。ふたりで」
「ああ、カップルで行くと必ず別れるっていう噂の?」
「市民公園の池の前の神社だろ。あそこに祀ってある神様が嫉妬深いんだって。そういえば、田中と江川も別れたよな。あんなに仲良かったのにさ」
「おい、あの神社ってそんな噂あんの?」
おれはつい、口をはさんでしまった。
「なに? 川上、お前、こういう話興味あったっけ?」
「いっつも、おれは関係ねえって顔してんのに」
「えっ何? もしかして、彼女と行ったとか」
「おまえ、彼女できたのかよ。聞いてねーし」
あっ、やべ。
「……違うし」
「いや、いまの一瞬の間間は絶対、怪しい。川上、お前もか。裏切り者」
「相手は誰だよ。白状しろ。何組のやつ?」

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