勇者LEVEL3

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勇者は驚き戸惑っている。。。 そこで山田はそんなサキの戸惑いを知ってか知らずか、 「よう!おはよう。」 元気に挨拶してきた。 サキはとっさに、 「びっくりしたぁ、気がつかなかったよ。」 と、肩をすくめてびっくりするふりをした。 「お、わりー、わりー」 笑顔で山田たちは去って行った。 多分顔は燃えるように赤いだろう。ただひたすらサキは歩き続けた。歩けばきっとこの赤みは空気に溶けるだろう。 低血圧の眠気と怠さは一気にひいていった。
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