あかいつきのよる
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「おっと失礼 首吊りさんですものねえ、お声が聞けないのは当たり前。 喉をお締めになられていますもの、声も潰れましょう。 大変ですねえ、首吊りってのも。」 首なし男はまた、丘を見下ろす月を、手に持つ首に見上げさせました。 「いやあ、実に良い夜だ。 風に乗る被害者の悲鳴と気狂いの高笑い。 赤い月の光と赤い血の染みで纏われる赤。 実に、良い夜だ。」
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