呪いの仮面

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「ウワッ翼がぁ!」 「へへっ。あたしは火のエレメントを司る大天使ミカエルって言うんだ。よろしくな。」 自慢げにミカエルは言った。 ※本などではミカエルは男ですが、ここでは女とさせてもらいますのでご了承くださいm(__)m 「ミカエル、何か可愛い名前だね。」 「ありがとう小人君。」 「僕は楓って言うんだ。」 「そうか、カッコイイ名前だな。」 「えへ。ありがとう。」 照れ笑いをする楓。 そんな時、 「ただいま。」 『キィ』 っとドアの音と共に長身で黒髪の女が現れた。 黒いブーツに短いズボン、上着には長いチャイナ服の様なコートをはおっている。 仮面屋主・華音だ。 「華音!久しぶり。」 ミカエルが笑顔で手を振る。 華音はミカエルを見ても、対して驚かなかった。 いや、久しぶりでも華音から見れば、ミカエルはごく最近会った友人としか思えないのであろう。 「久しぶりだねミカエル。今日はただ遊びに来ただけかい?」 「合い変わらず客以外は冷たいなぁ。」 そう言うとミカエルは華音に近付いた。
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