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「大丈夫ですか?」
「ははははい。ああああありがとうございます。」 「では改めて。ようこそ仮面屋へ。私は仮面屋主・華音と申します。以後、お見知りおきを。」
そう言うと女もとい、華音は再び深く礼をした。
「はははい。あっあの、僕は日高 宏明(ひろあき)と申します。」
男は裏ポケットから名刺を差し出し華音に渡した。 「分かりました。」
「あっあの、ここはなんなんですか?ぼぼぼ僕、さっきまで会議室で眠っていて・・・」
「ここはさっきも言った通り仮面屋です。しかし、ここのは普通の仮面ではなく、願いを叶える仮面が置いてある店。」
「ね願いを・・・叶える・・・」
宏明は華音の言葉を聞き、呆然とした。
「はい。私はその仮面の中からお客様の願いに合った仮面をお渡しする者です。」
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