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萌が目をあけた…
と同時に
一筋の雫が頬を伝う。
静「萌チャン!!」
和「看護婦さん!!
…目を覚ましました!!」
萌が意識を取り戻して
2日が経った。
萌「ねぇねぇ!!!
いつ勇チァンに会えるの!!!」
静「そっ…それは……」
静哉は返答に困り
チラッと和海を見る。
それに和海が気づき
代わりに答える。
和「ほっほら…
萌チャンも勇人くんも
ケガヒドイんだから
もう少し辛抱しなきゃ〓
そっそれに勇人くん…
…別のとこにいるからさ…」
萌「……」
萌は勇人がどこかへ
行く夢を思いだした。
萌「……勇チァン…
…いないんでしょ…??…
…もう会えないんでしょ!!」
二人は黙って
下を向いた。
萌「ねぇ!!
ホントのコトを教えて!!
…お願い…だから……」
萌の瞳からは
次々と涙が溢れ出す。
萌の涙を見て
静哉も我慢してたものが切れ、
その場に泣き崩れた。
和「…勇人くん…
あの事故のとき…
…1度目を覚ましたんだけど…
‥っ……でも…っ
…でもいつまでも
萌チャンのここに…
ココに‥いるから…」
和海は自分の胸に拳を当て
うつ向き涙を耐えた。
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