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「宍戸さん…これは?」
宍戸は開けろと言わんばかりに無言でその小さい箱を鳳に押し付けた
箱を開けた鳳は中に入ってるものをみて泣いた
「おい、泣くなって…」
「…ありがとうございます。宍戸さん」
「あぁ」
宍戸は箱に入っていた指輪を鳳にはめてやり抱き締めた
「ごめん…不安にさせて」
「いえ、俺も変なこと考えちゃって…宍戸さんのこと心の中で疑っちゃいました」
「こんなに好きなのに」と付け足すと宍戸は微笑み鳳の耳元で
『長太郎…Happy Birthday!』
と囁いた――…
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