七月七日 今年の短冊に

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七月七日 今年の短冊に

願いを 書いた 日曜日に、妻と子供と 買い物に出掛けた、お昼 過ぎだった スーパーでは七夕の短冊が用意され笹の周りには 子供から 大人が群がり 子供がパパは書かないの? そぉ言い妻も、何にか書いたらと言いだした。 パパは短冊に願いを書く事は何にも無いなぁ そぉ言い妻に返した。 違うやろう俺の心は叫んだ 元カノに会いたい 今年も短冊に書かないと、願いが届かない 書いても願いなんか届くはずが無いのに… 俺は、テーブルの端に行き短冊に(今年こそ元カノに会いたい愛してる) そぉ書き笹に願いを くくりつけた 出会った頃の元カノとの 七夕を思い出し気持ちが ブルーになり あの日 そぉ 出会った時の七夕は笹の下で元カノが歩き疲れで足が痛くなり 座り込み今日お泊りする と 駄々をこねて 俺を困らせ短冊が いっぱい ぶら下がってる下でKissした事を思いだした。 一年に一回でもいい どぉか、また、元カノと会いたい 付き合った関係が世間で言う不倫 それに旦那さんの転勤 それに別れ… もぉ 元カノに会えないのは分かってるのに… 今年も短冊に願いを書き (元カノに会いたい愛してる) 好きで 好きで お互いヤバイぐらい愛してしまった元カノを 今夜は天の川を挟み 元カノに会いに行きます 短冊に叶わない願いを書き下ろし… 会いたい、 愛してる。
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