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もう一つ有名な事例を紹介しよう。
1945年12月8日午後7時過ぎ、熟練パイロット、C・テイラー中尉が率いる、アメリカ空軍第19飛行小隊(フライト19)のアベンジャー雷撃隊5機が突如レーダー上から姿を消した。フライト19との交信では、「どっちが西かわからない」「周囲の雲の様子がいつもと違う」など、完全に迷走状態にあったことがわかる。
更に驚くべきことに、救援に向かったマーチン・マリナー飛行艇までもがレーダー上から消えてしまったのだ。その後、フライト19もマーチン・マリナー飛行艇も交信が途絶え、消息を絶ってしまった。
これらの機体がレーダーから消えた場所は、フロリダ半島の先端と大西洋のプエルトリコ、そしてバミューダ諸島を結ぶ三角形の海域、俗に言う「バミューダトライアングル」である。
この海域での消失事件に関しては、研究者によって様々な仮説が立てられている。この海域だけに発生する強力な電磁波、海底に沈む高エネルギー物質「メタンハイドレード」の影響、バミューダ海域には異次元への入り口がある、など多様だが、いずれも証明はされておらず謎のままである…。
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